コラム

第3回「新型コロナウィルスでビジネス環境、市場が、変わった! 適応力の高い企業になる為に考える事!」
2020.03.14 齋藤敬一

皆さん、WHOがパンデミックを宣言しましたね。

日本の感染拡大は、他国に比べれば何とか食い止めています。
国民の意識と行動管理力の賜物、医療施設を守る優先順位の付け方などが機能していると思います。

さて、その中で経済は、大きな変化が起きています。人の移動と換気の悪い環境での大規模集会は暫く出来ないため、コンサートや芝居、寄席などエンターテインメント、ホテル、旅行会社、交通関係などに多大な影響が出ています。

飲食関係は、都心など大都市のビジネス街の立地の良いところでは、そのメリットが無くなって、閑古鳥が鳴いている有様です。また、ブッフェスタイルしかないところも致命的です。

今回は、世界的に人の移動制限が有りますので、観光地は物凄い打撃です。

この様に突然の変化が訪れました。そして、それに適応できないところは、致命的な打撃を被っています。
それに伴い、派遣やアルバイト、パートタイマーなどのバッファ職が切られています。

つまり、企業も個人も適応できるビジネスを持っている事が重要です。

中小企業で言えば、事業ポートフォリオを再検討する。
個人で言えば、複数の収入パイプラインを持っておくという事です。

さて、
1:適応力の高いビジネスとは何か?

・場所、時間のファクターに囚われず出来る事
・人間や動物の適応能力を高める事に貢献できる事

2:適応力を上げるために普段から心得る事

・自社や個人のリソースに頼らず、必要なリソースを調達できるネットワークを持つ事
・免疫力を高め、健康を保つ事

如何でしょうか?

立地の良い飲食店でもアンテナを立てていれば、Uber eatsや出前館に登録をしておく事でピンチをチャンスに変える事が出来たでしょう。

また、中国人韓国人に頼り切らなくても個人客のファンを丁寧に作っているところは、致命傷を免れています。

備えあれば憂いなしですね。

弊社では、普段から様々な最先端領域の方達と情報交換を怠りません。事業を伸ばす、或いは、ピンチをチャンスに変える情報を常にキャッチして、顧客サービスを心がけています。

もしお困りのことがございましたら、ご相談にのりますので、お気軽にご連絡ください。